Kubernetes the Hard Way on Azure : 1,2. 事前準備

こんにちは。

この数日間は「Kubernetes the Hard Way on Azure をやってみた」シリーズを記していきます。
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Hard Way を始めたきっかけ

実は、来月下旬にAKS祭りで登壇をさせていただくことになり。

頂いた時間、KubernetesAKS の理解が浅いまま話すなんて申し訳なさすぎる・・・
まだ話す内容も決めてないし・・・まずい、まずいぞ・・・

という焦りから、Kubernetes the Hard Way の存在を思い出しまして。
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GCP で構築しているけど、これを Azure でやったら KubernetesAKS の理解が深まるのでは・・・?と思いつき。
呟いたら、何と Azure 版の Hard Way があることを教えてくださり(いつもありがとうございます@iganari_ さん)

これはやるしかない!巨人の肩に乗るぞ!と。今に至ります。

目的

  • Kubernetesコンポーネント、リソースをより深く理解する
    • Control Plane
    • Worker Node
    • Network
    • Certification
  • Azure 上で構築することで、AKSの構成・仕組みの理解を深める
  • とっつきやすくする
    • K8s the Hard Way on Azure の簡易日本語版を記す
    • 図解する
  • プレゼン内容のヒントを得る

前提条件

操作端末 :Mac OS
構築環境 :Microsoft Azure
      ※無料枠・インスタンス数に制限あり、3ノード冗長構成を2ノードに読みかえ
ターミナル:iTerm2 / zsh / homebrew

1. 事前準備

丸く囲ったところが関連部分です。

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1. AzureCLI のインストール

Azure CLI のインストール | Microsoft Docs

2. リソースグループの作成(Kubernetes

az group create -n kubernetes -l eastus2


3. tmux のインストール

複数のインスタンスに同時にコマンドを実行するのに便利。
https://github.com/tmux/tmux/wiki

①tmux.gz をダウンロード 参照

②以下を実行

tar -zxf tmux-*.tar.gz
cd tmux-*/
./configure
make && sudo make install


4. クライアントツールのインストール

# CFSSL
brew install cfssl

# kubectl
curl -o kubectl https://storage.googleapis.com/kubernetes-release/release/v1.15.0/bin/darwin/amd64/kubectl
chmod +x kubectl
sudo mv kubectl /usr/local/bin/

# バージョン確認
kubectl version --short
Client Version: v1.15.5


次は 3. に続きます。