本との出会いと、その読み方について
久しぶりにアウトプットしたくなりました。
GW中はオンライン飲み会の他に予定がなく、さすがにつまらないな・・・となり、何か決まり事を作れば(多少無理やりでも)生活にハリが出るのでは、と思い立ち「気の赴くままに本を読んで、Tweetする」と決めて過ごしました。記録のために、これらのまとめを記しておきます。
また、読書が好き、というと 「どんな本が好き?」「最近読んだ本で面白かったものは?」という質問に加えて 「本はどうやって選んでるの?」「なぜそんなに本が読めるの?」 という話になることがあります。いわゆる「読書家」には程遠い読書量だと思いつつも、自分なりにこれらの質問への回答を考えてみました。
1. GW中に読んだ本
最低限の決め事だけ用意して始めました。
どの本も面白かったですが、特におすすめなものに★付けています。
1. 入門 考える技術・書く技術
— don (@domb_ri) 2021年4月29日
これまで無意識にしていた文章の書き方を言語化してもらった感覚だった。
どんな条件下で、どのように物事を整理し、どう書くかの具体例があり理解が進む。書籍自体も「OPQ分析」がなされ、ピラミッドを意識した書き方になっていて欲しい情報を見つけやすかった。 pic.twitter.com/kOqH9a8nmi
2. 推し、燃ゆ
— don (@domb_ri) 2021年4月30日
「推し」だけを見つめるカラフルでパワフルな世界と、彩りや生気のない日常のコントラストに圧倒された。ちょっと極端な例だと思うけど、推しを持つ疑似体験をしたようで、読後は燃やし・燃やされた疲労を感じている。勢いがすごかった。 pic.twitter.com/t9tUYiv0jq
3. 達人に学ぶDB設計 徹底指南書
— don (@domb_ri) 2021年5月1日
データベースって面白い!と気づかせてくれる良書。物理・論理設計がどのようにパフォーマンスや可用性に影響するのか分かりやすく説明されている(もっと早く知りたかった…!)演習問題も為になる。
Kindleで半額セール中です📖https://t.co/BPpiT1Ed9T
4. プラネテス
— don (@domb_ri) 2021年5月2日
10年ぶりくらいの再読。当時は楽しめなくて惰性で読み切ったけど、今回は「これは宇宙どころの話じゃなかった」と噛み締めながら一気に読んだ。
人間の無力さと愚かさと可能性を同時に感じた。読んでよかった。https://t.co/aiCZ4nMZV0
5. ドラッカーさんに教わったIT技術者のための50の考える力
— don (@domb_ri) 2021年5月3日
ドラッカーの言葉を基にエンジニアの心構えや考え方が記されている。各項目演習があり自分ならどうするか意識して読み進められる。
「知識労働は一流を目指さなければならない。無難では役に立たない。」刺さる…https://t.co/Fv5WUiDTFc
6. 人生は20代で決まる
— don (@domb_ri) 2021年5月4日
邦題が胡散臭いものの、平均寿命や初婚年齢が上がってるからと物事を先延ばしにして生きていちゃいけないなと思った。
原題をそのまま訳せばいいのに…!
>The Defining Decade: Why Your Twenties Matter—And How to Make the Most of Them Nowhttps://t.co/xrL1Q5hHxI
著者(井上大輔さん)から直接コメントいただいた。Twitterは面白いな・・・7. マーケターのように生きろ
— don (@domb_ri) 2021年5月5日
事実とデータに基づき「相手からスタート」し、「相手に寄り添い」「相手の役に立つ」ことをゴールにすることをキャリアや人生に生かす方法を説明している。サクッと読めて面白い。
井上さんのnoteもおすすめです。https://t.co/A4USpaYtfwhttps://t.co/g11FO4pqVV
途中まで読み放っていた本の消化にも効果がありました。また気が向いたらやります。
2. 読みたい本の見つけ方
次に「本はどうやって選んでるの?」という質問に答えてみます。
- ツイートの内容が好きな人をフォローする
- その人が紹介している本を読む(その人の著書を読む)
- そこで紹介されている本も読む
- その人をフォローする ...
- そこで紹介されている本も読む
- ツイートする
- 既に同じ本を読んだ誰かが「この本もいいよ」とおすすめしてくれる
- それを読む ...
- 既に同じ本を読んだ誰かが「この本もいいよ」とおすすめしてくれる
- 「この人素敵だな」と思う人に最近読んだ本を聞く
- それを読んで感想を伝える
- これもいいよとすすめてもらう ...
- それを読んで感想を伝える
- その人が紹介している本を読む(その人の著書を読む)
- 本屋に行く
- 時間があるとき
- 気の赴くままにフロアを回る
- 時間がないとき
- まっすぐ目的の本の売り場へ向かい、その本の周りの本を眺める
- 入口やお会計に近い場所の陳列を見る
- 時間があるとき
(これ、プログラム風に書けば面白いのでは?と思ったものの、途中でめっちゃ面倒になったので諦めました)
多角的な視点や知識を身につけるためには特定の著者の本ばかりを読むべきでない!という考え方もありますが、私は楽しく・心地よく読めることに重きを置いているので気にしていません。むしろ一度良いと思えた方の著作を追っかけてしまうタイプです。
寄り道1 : おすすめの本屋
行って損はない、都内?のおすすめの本屋を紹介します。
- ジュンク堂書店(池袋)
技術書の品揃えがいい。欲しい本は大体見つかる。衝動買いに注意。 - 丸善(丸の内)
とにかく広い。本に囲まれる幸せを味わいたい時に。カフェから眺める東京駅もいい。 - 梟書茶房(池袋)
表紙やタイトルが見えない本屋。一人用の席のあるカフェでじっくり読書できる。 - 文喫(六本木)
お金を払って入店する本屋。空間も扱う書籍もオシャレ。今まで手に取らなかったジャンルの本にも出会える。コーヒー飲み放題。 - Amazon
言わずもがな便利。「その本、図書館にあります」を入れて、図書館で借りても。
おすすめの本屋さんや本にまつわる場所があったら教えてください。
3. 読みたい本の読み方
最後に「なぜそんなに本が読めるの?」への回答を。
以前は通勤時間に読んでいましたが、在宅勤務なのであえて時間を作るように。
時間確保に加え、読むシーンやタイミングなどに影響されていると感じます。
シーン
- 一人で読む
- 家
- お気に入りの場所で読む
- ホテルに籠る
- 誰かと一緒に読む
- ペア読書
- 輪読会
一人暮らしなら家でもどこでも変わらないのでは?と思う方におすすめしたいのが「ホテルに籠る」。近場のホテルに読みたい本を持ち込んで、ひたすら読む。至福です。
昨今の影響で安く泊まれるところがたくさんあります。
ペア読書*や輪読会、そろそろチャレンジしてみようと考えています。良さそうなものあったら声かけていただけると嬉しいです。
note.com
タイミング
勿論買ってすぐに読むのがベスト。でないと、積ん読が目も当てられない状態に・・・
今回のGWのように、えいや!と約束事をして読み進めるのも手だと思いました。
管理
読んだ本の内容を忘れないように、また積ん読がどのくらい溜まっているかを把握するためにもNotionで読書ノートをまとめるようにしています。
記録、と言う観点ではブクログもいいサービスですよね。本棚みたいなUI、好きです。
booklog.jp
読み進め方
- 小説
- 好きな箇所や何か引っかかる場所に付箋を貼る
- 好き:赤、驚いた:黄、学びを得た:青
- 好きな箇所や何か引っかかる場所に付箋を貼る
- 技術書や自己啓発
- 目次を眺めて「だいたいこんなことが書いてある」とアタリをつける
- この本を通じて知りたいことをメモっておく
- 適当に読み飛ばしながらざっくり一周する
- もう一度読み返したいと思う箇所に付箋を貼る
- 特に付箋の箇所を意識してもう一度読む
- これを「もういいや」と思うまで繰り返す。繰り返さない本もある。
- 目次を眺めて「だいたいこんなことが書いてある」とアタリをつける
あとは「読み切らなきゃ」という思いを捨てることで読書へのハードルがだいぶ下がりました。自分の欲しい情報が得られればいいのです。
寄り道2: 本にまつわる(行ってみたい)場所
箱根本箱 http://hakonehonbako.com/
本読んで温泉入って本読んで・・・最高じゃないですか。角川武蔵野ミュージアム https://kadcul.com/
外観から内部まで見所だらけ。紅白でYOASOBIが出演してた空間もここ。
ここまで書いて結局のところ、純粋に「本」という存在が好きなんだと気づきました。
読みたい本(またの名を干し芋)リストはこちら。
https://www.amazon.jp/hz/wishlist/ls/3S0HB0AN33PE0?ref_=wl_share
おすすめの本やその読み方、場所などあったらぜひ教えてください。読みたい本が被っていたら、感想会やペア読書も歓迎です!