July Tech Festa 2019 に参加しました

こんにちは。

昨日は産業技術大学院大学で開催された「July Tech Festa 2019」に参加してきました。

2019.techfesta.jp

今回のテーマは「Share! Your Engineering Culture!」。

技術ゴリゴリというよりかは、その技術とどう向き合うかや、企業(チーム)のコミュニケーション、エンジニアの在り方など「文化・人」にフォーカスしたお話が多い印象でした。

思いがけず業務として行かせてもらえたので、今日はお休み(仕事の進捗ががが)。

報告ドキュメントの作成がてら振り返り投稿しようと思います。

「ペパボっぽい」エンジニアカルチャーを創る言葉と仕組み

資料:https://speakerdeck.com/pyama86/pepabotupoi-enziniakarutiyawochuang-ru-yan-xie-toshi-zu-mi

GMOペパボ・山下和彦さんのお話。

  • 「標準化された組織」は強い(共通の文脈を持った、と解釈しました)
  • エンジニアにおける標準とは何か
  • 「もっとおもしろくできる」という考えのもと取り組んでいる事例

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心理的安全なチーム作り~リーダーシップとしての心理的柔軟性とは

資料:未公開

ZENTech・石井遼介さんのお話。

  • 心理的安全性のある環境によって「学習」できるようになる →中長期的にパフォーマンス向上、という仕組み
  • 日本における4つの因子
  • 正論ではなく役立つこと=行動にフォーカスすることで心理的柔軟性up →心理的安全性をもたらす

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はてなSREチームにおけるスクラムの実践

資料:https://blog.hokkai7go.jp/entry/jtf2019-hatena-sre-scrum(菅井さんのblog)

はてな・菅井祐太朗さんのお話。

  • スクラムマスターを引き継いでからの取り組み
    • メンバーのスクラム知識ベースを整える
    • 「チームビルディング」をメンバー追加のたびに行う
    • 「割れ窓タイム」「基盤開発タイム」「タスク集中タイム」「モブレビュータイム」の導入 etc.
  • その成果と課題

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「極める、伝える、教える」の調和

資料:https://speakerdeck.com/cyberblack28/ji-meru-chuan-eru-jiao-eru-falsediao-he

APコミュニケーションズ・市川豊さんのお話。

  • 技術を極め、エバンジェリスト・アドボケイトとして伝え、教育者として活躍する →これらの調和(どれかに偏りすぎず、全うすることと解釈しました)の挑戦について
  • 調和をとることの重要性、難しさ
  • アウトプットは「知財」を意識

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「エンジニア像」を言語化し文化の礎を築く

資料:https://speakerdeck.com/netmarkjp/enziniaxiang-woyan-yu-hua-siwen-hua-falsechu-wozhu-ku

ハートビーツ・馬場俊彰さんのお話。

  • 「エンジニア」を名乗ることは、エンジニアとしての責任(期待値)を負うということ
  • なぜ言語化するか、どうやって言語化するか
  • 言語化した資料の実例

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Cloud Native 開発者のためのDatabase with Kubernetes

資料:https://speakerdeck.com/tzkoba/cloud-nativekai-fa-zhe-falsetamefalsedatabase-with-kubernetes

野村総合研究所小林隆浩さんのお話。

  • マネージドなDB以外の選択として、Kubernetesの力を借りる
  • Dev / Staging / Prod で求められる要素が変化する
  • Prodは更に3段階に分けられ、K8sでできること・難しいことを認識する

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LINEのEngineer Culture

資料:https://speakerdeck.com/line_developers/line-engineer-culture

LINE・池邉智洋さんのお話。

  • 池邉さんのこれまで
  • LINEの文化
    • プロダクト、グローバルな拠点、社員
    • 3つのCulture
      • Take Ownership
      • Trust & Respect
      • Be Open

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まとめ

どの講演も非常に興味深い内容でした。

私は社内でも下っ端で「仕組みづくり」に直接携わるわけではないけれども、一エンジニアとしてアクションを起こせることは沢山あるなぁとお聞きしながら思いました。

また、エンジニアの先輩方の働き方やマインドセットをお聞きできたのはとても貴重で、「こんな風になれたらすてきだな」と思える方に出会えたのが収穫でした。
同年代で活躍しているエンジニアにも出会えて、刺激をもらいました。

どうやら今年のイベントはこれがラストになりそうです。
最後に「エンジニアで在ること」について考えるチャンスをもらえてラッキーでした。

2020年も精力的に参加しようと思います。イベントを提供する側にもチャレンジする予定です。楽しみ。

イベントスタッフ・講演してくださった方々、懇親会でお話してくださった皆さんありがとうございました!